2023年宮城県内の市町村からのメッセージ

(順不同・敬称略)

私たちは、男性・女性という2つの枠組みで様々なことを考えがちですが、実際の性・セクシャリティは、もっと豊かで多様であるということに目を向けるべきです。

最近は「LGBTQ」といった、性的マイノリティに関する言葉を耳にする機会が増えてきましたが、浸透しているか、世間が理解しているかというと、まだまだと言わざるを得ません。

ネガティブ・否定的といった捉えかたをする人もいて、マイノリティの生きづらさに繋がっているのが現状です。

気付かないで傷つけている。“セクシャルマイノリティ”という言葉でひとくくりにすることも、漠然とした隔たりを生んでいるような気がします。

私たちは同じ一人の人間として、認め合う社会を目指します。

 

大河原町政策企画課課長補佐 小熊


 「みやぎにじいろパレード2023」の開催にあたり、御尽力されました関係者の皆様はもとより、ご参加いただきました皆様に深く敬意を表します。

 栗原市は、男女共同参画社会の形成を図るために、様々な事業を実施し、一人ひとりが互いの人権を尊重し、個性と能力を十分に発揮することができる社会づくりやワークライフバランスの推進に取り組んでいるところです。

 すべての人が豊かな生活を送るために、多様な性のあり方が尊重される社会の実現に向け、このイベントが成功されますよう心より祈念しております。

 

栗原市長 佐藤 智


拝啓 初冬の候、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

さて、この度、多様な性のあり方が尊重される社会をつくることを目指すイベント「みやぎにじいろパレード2023」が開催されますこと、心よりお喜び申し上げます。

本町といたしましても、誰もがその人らしいあり方を尊重され、一人ひとりの人権を共に認め合い支え合う、人にやさしい社会づくりに尽力していきたいと考えております。

末筆になりますが、本イベントの開催のためにご尽力された関係各位に敬意を表しますとともに、ご盛会を心よりお祈り申し上げます。

敬具

令和5年11月19日

 

女川町役場 町民生活課 生活支援係   

係長 木村 清隆


 名取市では、「第三次名取市男女共同参画計画」の基本理念「人と人、ともに輝きともに創る ふるさとなとり」のもとに、本市に関わる全ての人々が性別の枠を超えた一人の人として、多様な生き方の実現を目指し、ともに生きていくことができる社会を目指して取り組みを続けてまいります。

 

名取市長 山田 司郎


 「みやぎにじいろパレード2023」の開催にあたり、ご尽力されました関係者の皆さまはもとより、ご参加いただきました皆さまに深く敬意を表します。

 一人ひとりが互いの人権を尊重し、個性と能力を十分に発揮できる、持続可能な活力ある社会の実現に向け、このイベントが成功されますよう心より祈念しております。

 

白石市総務部企画政策課


 「みやぎにじいろパレード2023」が開催されますこと心からお喜び申し上げます。  

 また,本イベント開催にあたり御尽力されました皆様に,深く敬意を表します。         

 気仙沼市では,市民を対象とした性的マイノリティに関する講座の開催や市立図書館への関連図書の配置などを行い,市民の理解増進や意識の醸成に取り組んでおります。

 このイベントを通じ,性的マイノリティの人権や個人の生き方を認め,誰もが生まれ育った故郷で,安心して自分らしく生きることが出来る社会が実現されることを心からお祈り申し上げます。

 

気仙沼市長 菅原 茂


 一人ひとりの個人としての生き方が尊重され、誰もが生き生きと輝き、安心して暮らすことができる、多様性に富んだ活力ある地域社会の実現を目指してともに歩んでいきましょう!

 

石巻市復興企画部 地域振興課


 角田市においても多様性を認め、お互いが助け合い、この地域で暮らし続けることができる地域共生社会を理念に据え、市民力が発揮できるまちづくりを推進しております。

 

角田市


 大崎市では,「一人ひとりが一人の人間として大切にされる社会」の実現に向けて,学びの場の提供や啓発活動に事業に取組んでいます。

 「多様な性」のあり方を尊重することは,大崎市の目指す社会,つまりは人権が尊重される社会の実現に通じます。

多様な人々が暮らしやすい社会になるよう,互いの生き方を認め,全ての人が自分らしく生きることが出来る,笑顔あふれる社会に向けて,共に進んで行きましょう。

 

大崎市役所 まちづくり推進課 男女共同参画推進室


「みやぎにじいろパレード2023」が開催されますことを、心からお喜び申し上げます。

本市では、だれもが活き生きと暮らせる登米市男女共同参画推進条例において、「男女の人権の尊重」を基本理念としており、これまで市内の中学生や高校生、保護者を対象として、性の多様性等についての講習会などを実施しているところであります。

特に、本年度は、当事者の方を講師に招き、中学校2校において全校生徒を対象に、多様な性についての正しい知識と理解を深めるための研修会を開催いたしております。

今後におきましても、性的少数者の方が差別や偏見を感じることのない環境づくりに取り組んでいきたいと考えております。

結びになりますが、このイベントが契機となり、誰もが自分らしく暮らせる社会の実現に繋がっていくことを祈念いたしまして、メッセージとさせていただきます。

 

登米市長 熊谷 盛廣


在札幌米国総領事館からのメッセージ

 

みやぎにじいろパレードの開催おめでとうございます!

 

今年はLGBT理解増進法やオールジェンダートイレが話題になるなど、LGBTQI+の人権は社会全体で考えるべき重要な課題だと認識されてきました。一方、全国5か所で進行する同性婚訴訟も4つで違憲の判断がなされ、高裁での審議も継続しています。

アメリカでもLGBTQI+の平等への道のりはまだ続いています。50年前、米国では画期的な勝利がありました。長い闘いの末に、米国精神医学会が「同性愛は精神疾患ではない」と正式に認め謝罪したのです。多くの人々が、「同性愛は健全である」という喜びのプラカードを持って行進しました。皆でゴールを目指して、あきらめず歩き続けた結果の勝利でした。

今日仙台で皆さんが歩むパレードの一歩は、多様性ある社会、平等な権利、個人の自由な生き方を実現するための一歩です。

イライラしても、モヤモヤしても、誰もが自分らしく生きやすい社会というゴールを目指してあきらめず歩きましょう。アメリカは皆さんと共に歩きます。

 

Congratulations on the Miyagi Nijiiro Parade!

 

This year, the LGBT Understanding Promotion Act and all-gender toilets have become topics of discussion, and the rights of LGBTQI+ have been recognized as important issues that should be considered by society as a whole. Meanwhile, same-sex marriage lawsuits, which are ongoing in five locations nationwide, have been ruled unconstitutional in four of them, and deliberations continue at the high courts.

The road to LGBTQI+ equality in the U.S. still continues: Exactly fifty years ago, there was a landmark victory in the United States when, after a long struggle, the American Psychiatric Association officially recognized that homosexuality is not a mental illness and apologized.  Many people marched with joy holding placards saying, "Homosexuality is healthy.” This victory was the result of everyone walking toward the goal and not giving up.

Each step in the parade that you take today in Sendai is a step toward realizing a diverse society, equal rights, and individual freedom to live.

No matter how frustrated you may be, do not give up and walk toward the goal of a society in which everyone can live comfortably in his or her own way. America will walk with you.

 

在札幌米国総領事館

総領事 マーク・ウェベルス


メッセージをお寄せいただきありがとうございます。